私の祖母は、
ヘアスタイルにとても気を使う、おしゃれな人
です。
90歳になった今でも、髪にボリュームを持たせたいと
いって1ヶ月に一度はパーマをかけています。
そんな祖母は、最近髪が薄くなってきたことを気にしてい
ました。年をとっているからしょうがないけど、なんとか
する方法はないかねぇ…といつも話していました。
ある時、祖母は大きな決断をしました。今まで黒く染めていた
髪を、元に戻そうと決めたのです。
白髪を隠すために染めていると、
頭皮が白く透けて見えて、
薄毛が目立つと考えたのです。
髪を染めるのを止めると、祖母の髪はあっという間に白髪に
戻りました。黒い髪は1本もありません。
見事な銀髪に、周囲の人も驚くほどでした。頭皮は目立た
なくなり、祖母は薄毛のことを気にしなくなったようでした。
…というわけで、今は、祖母は真っ白な髪にボリュームを出す
ためのパーマをかけているわけです。
まるで堂々としたライオンのように見えるため、祖母は私の
子どもたちから「ライオンばあちゃん」と呼ばれています。
白髪を染めるのをやめるとさすがに老けて見えます。薄毛より
老けて見える方が普通の感覚なら嫌だなぁと感じると思うけど
どうやら祖母は違うようです。
私的には、やっぱり女性は見た目が若く見えた方が良いと思う
ので、染め直した方が良いのではと感じています。
なかなか、本人には老けて見えるとは言えないのでこのことは
言っていませんが。
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